万葉集3845番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3845番について
歌番号
3845番
原文
造駒|土師乃志婢麻呂|白<久>有者|諾欲将有|其黒色乎
訓読
駒造る土師の志婢麻呂白くあればうべ欲しからむその黒色を
かな読み
こまつくる|はじのしびまろ|しろくあれば|うべほしからむ|そのくろいろを
カタカナ読み
コマツクル|ハジノシビマロ|シロクアレバ|ウベホシカラム|ソノクロイロヲ
ローマ字読み|大文字
KOMATSUKURU|HAJINOSHIBIMARO|SHIROKUAREBA|UBEHOSHIKARAMU|SONOKUROIRO
ローマ字読み|小文字
komatsukuru|hajinoshibimaro|shirokuareba|ubehoshikaramu|sonokuroiro
左注|左註
右歌者傳云|有大舎人土師宿祢水通字曰志婢麻呂也|於時大舎人巨勢朝臣|豊人字曰正月麻呂|与巨勢斐太朝臣[名字忘之也|嶋村大夫之男也]兩人並|此彼皃黒色焉|於是土師宿祢水通作斯歌<嗤>咲者|<而>巨勢朝臣豊人聞之|即作和歌酬咲也
事項|分類・ジャンル
雑歌|土師水通|巨勢斐太|嘲笑|戯笑|誦詠
校異
尓->久【尼】【類】【古】|->嗤【西(右書)】【尼】【類】【紀】|->而【尼】【類】【紀】
寛永版本
こまつくる[寛],
はじのしびまろ,[寛]はしのしひまろ,
しろくあれば,[寛]しろにあれは,
うべほしからむ,[寛]さもほしからむ,
そのくろいろを[寛],
巻数
第16巻
作者
巨勢豊人