万葉集3835番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3835番について
歌番号
3835番
原文
勝間田之|池者我知|蓮無|然言君之|鬚無如之
訓読
勝間田の池は我れ知る蓮なししか言ふ君が鬚なきごとし
かな読み
かつまたの|いけはわれしる|はちすなし|しかいふきみが|ひげなきごとし
カタカナ読み
カツマタノ|イケハワレシル|ハチスナシ|シカイフキミガ|ヒゲナキゴトシ
ローマ字読み|大文字
KATSUMATANO|IKEHAWARESHIRU|HACHISUNASHI|SHIKAIFUKIMIGA|HIGENAKIGOTOSHI
ローマ字読み|小文字
katsumatano|ikehawareshiru|hachisunashi|shikaifukimiga|higenakigotoshi
左注|左註
右或有人聞之曰|新田部親王出遊于堵裏御見勝間田之池感緒御心之中|還自彼池不任怜愛|於時語婦人曰|今日遊行見勝<間>田池|水影涛々蓮花|灼々|A怜断腸不可得言|尓乃婦人作此戯歌專輙吟詠也
事項|分類・ジャンル
雑歌|伝承|新田部皇子|植物|地名|奈良|物名|戯笑|宴席
校異
->間【古】【温】【矢】【京】
寛永版本
かつまたの[寛],
いけはわれしる[寛],
はちすなし[寛],
しかいふきみが,[寛]しかいふきみか,
ひげなきごとし,[寛]ひけなきかこと,
巻数
第16巻
作者
不詳