万葉集3813番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3813番について
歌番号
3813番
原文
吾命者|惜雲不有|散<追>良布|君尓依而曽|長欲為
訓読
我が命は惜しくもあらずさ丹つらふ君によりてぞ長く欲りせし
かな読み
わがいのちは|をしくもあらず|さにつらふ|きみによりてぞ|ながくほりせし
カタカナ読み
ワガイノチハ|ヲシクモアラズ|サニツラフ|キミニヨリテゾ|ナガクホリセシ
ローマ字読み|大文字
WAGAINOCHIHA|OSHIKUMOARAZU|SANITSURAFU|KIMINIYORITEZO|NAGAKUHORISESHI
ローマ字読み|小文字
wagainochiha|oshikumoarazu|sanitsurafu|kiminiyoritezo|nagakuhoriseshi
左注|左註
右傳云|時有娘子|姓車持氏也|其夫久逕年序不作徃来|于時娘子係戀傷心|沈臥痾エ|痩羸日異忽臨泉路|於是遣使喚其夫君来|而乃歔欷流渧口号斯歌|登時逝歿也
事項|分類・ジャンル
雑歌|歌物語|女歌|枕詞|恋情|伝承
校異
退->追【尼】【類】【古】【紀】
寛永版本
わがいのちは,[寛]わかいのちは,
をしくもあらず,[寛]をしくもあらす,
さにつらふ[寛],
きみによりてぞ,[寛]きみによりてそ,
ながくほりせし,[寛]なかくほりせし,
巻数
第16巻
作者
車持娘子