万葉集3812番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3812番について
歌番号
3812番
原文
卜部乎毛|八十乃衢毛|占雖問|君乎相見|多時不知毛
訓読
占部をも八十の衢も占問へど君を相見むたどき知らずも
かな読み
うらへをも|やそのちまたも|うらとへど|きみをあひみむ|たどきしらずも
カタカナ読み
ウラヘヲモ|ヤソノチマタモ|ウラトヘド|キミヲアヒミム|タドキシラズモ
ローマ字読み|大文字
URAHEOMO|YASONOCHIMATAMO|URATOHEDO|KIMIOAHIMIMU|TADOKISHIRAZUMO
ローマ字読み|小文字
uraheomo|yasonochimatamo|uratohedo|kimioahimimu|tadokishirazumo
左注|左註
右傳云|時有娘子|姓車持氏也|其夫久逕年序不作徃来|于時娘子係戀傷心|沈臥痾エ|痩羸日異忽臨泉路|於是遣使喚其夫君来|而乃歔欷流渧口号斯歌|登時逝歿也
事項|分類・ジャンル
雑歌|恋情|女歌|歌物語|伝承
校異
特に無し
寛永版本
うらへをも[寛],
やそのちまたも[寛],
うらとへど,[寛]うらとへと,
きみをあひみむ,[寛]きみをあひみる,
たどきしらずも,[寛]たときしらすも,
巻数
第16巻
作者
車持娘子