万葉集3712番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3712番について
歌番号
3712番
原文
奴<婆>多麻能|伊毛我保須倍久|安良奈久尓|和我許呂母弖乎|奴礼弖伊可尓勢牟
訓読
ぬばたまの妹が干すべくあらなくに我が衣手を濡れていかにせむ
かな読み
ぬばたまの|いもがほすべく|あらなくに|わがころもでを|ぬれていかにせむ
カタカナ読み
ヌバタマノ|イモガホスベク|アラナクニ|ワガコロモデヲ|ヌレテイカニセム
ローマ字読み|大文字
NUBATAMANO|IMOGAHOSUBEKU|ARANAKUNI|WAGAKOROMODEO|NURETEIKANISEMU
ローマ字読み|小文字
nubatamano|imogahosubeku|aranakuni|wagakoromodeo|nureteikanisemu
左注|左註
特に無し
事項|分類・ジャンル
遣新羅使|天平8年年紀|枕詞|羈旅|対馬|長崎|望郷
校異
波->婆【類】【古】
寛永版本
ぬばたまの,[寛]ぬはたまの,
いもがほすべく,[寛]いもかほすへく,
あらなくに[寛],
わがころもでを,[寛]わかころもてを,
ぬれていかにせむ[寛],
巻数
第15巻
作者
不詳