万葉集3607番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3607番について
歌番号
3607番
原文
之路多倍能|藤江能宇良尓|伊<射>里須流|安麻等也見良武|多妣由久和礼乎
訓読
白栲の藤江の浦に漁りする海人とや見らむ旅行く我れを
かな読み
しろたへの|ふぢえのうらに|いざりする|あまとやみらむ|たびゆくわれを
カタカナ読み
シロタヘノ|フヂエノウラニ|イザリスル|アマトヤミラム|タビユクワレヲ
ローマ字読み|大文字
SHIROTAHENO|FUJIENORANI|IZARISURU|AMATOYAMIRAMU|TABIYUKUWAREO
ローマ字読み|小文字
shirotaheno|fujienorani|izarisuru|amatoyamiramu|tabiyukuwareo
左注|左註
柿本朝臣人麻呂歌曰|安良多倍乃|又曰|須受吉都流|安麻登香見良武
事項|分類・ジャンル
遣新羅使|天平8年年紀|古歌|誦詠|枕詞|地名|兵庫|明石|羈旅|柿本人麻呂|異伝|転用
校異
時->射【西(訂正)】【類】【紀】【細】
寛永版本
しろたへの[寛],
ふぢえのうらに,[寛]ふちえのうらに,
いざりする,[寛]いさりする,
あまとやみらむ[寛],
たびゆくわれを,[寛]たひゆくわれを,
巻数
第15巻
作者
不詳