万葉集3476番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3476番について
歌番号
3476番
原文
宇倍兒奈波|和奴尓故布奈毛|多刀都久能|努賀奈敝由家婆|故布思可流奈母
訓読
うべ子なは我ぬに恋ふなも立と月のぬがなへ行けば恋しかるなも
かな読み
うべこなは|わぬにこふなも|たとつくの|ぬがなへゆけば|こふしかるなも
カタカナ読み
ウベコナハ|ワヌニコフナモ|タトツクノ|ヌガナヘユケバ|コフシカルナモ
ローマ字読み|大文字
UBEKONAHA|WANUNIKOFUNAMO|TATOTSUKUNO|NUGANAHEYUKEBA|KOFUSHIKARUNAMO
ローマ字読み|小文字
ubekonaha|wanunikofunamo|tatotsukuno|nuganaheyukeba|kofushikarunamo
左注|左註
或本歌末句曰|奴我奈敝由家杼|和<奴><由賀>乃敝波
事項|分類・ジャンル
東歌|相聞|羈旅|恋情
校異
努->奴【元】【類】【紀】|賀由->由賀【万葉集略解】
寛永版本
うべこなは,[寛]うへこなは,
わぬにこふなも[寛],
たとつくの[寛],
ぬがなへゆけば,[寛]ぬかなへゆけは,
こふしかるなも[寛],
巻数
第14巻
作者
不詳