万葉集3307番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3307番について
歌番号
3307番
原文
然有社|<年>乃八歳S|鑚髪乃|吾同子S過|橘|末枝乎過而|此河能|下<文>長|汝情待
訓読
しかれこそ|年の八年を|切り髪の|よち子を過ぎ|橘の|ほつ枝を過ぎて|この川の|下にも長く|汝が心待て
かな読み
しかれこそ|としのやとせを|きりかみの|よちこをすぎ|たちばなの|ほつえをすぎて|このかはの|したにもながく|ながこころまて
カタカナ読み
シカレコソ|トシノヤトセヲ|キリカミノ|ヨチコヲスギ|タチバナノ|ホツエヲスギテ|コノカハノ|シタニモナガク|ナガココロマテ
ローマ字読み|大文字
SHIKAREKOSO|TOSHINOYATOSEO|KIRIKAMINO|YOCHIKOSUGI|TACHIBANANO|HOTSUEOSUGITE|KONOKAHANO|SHITANIMONAGAKU|NAGAKOKOROMATE
ローマ字読み|小文字
shikarekoso|toshinoyatoseo|kirikamino|yochikosugi|tachibanano|hotsueosugite|konokahano|shitanimonagaku|nagakokoromate
左注|左註
右五首
事項|分類・ジャンル
問答|恋情|女歌|序詞
校異
羊->年【元】【天】【類】|父->文【元】【天】【紀】
寛永版本
しかれこそ,[寛]しかあれこそ,
としのやとせを[寛],
きりかみの,[寛]きるかみの,
よちこをすぎ,[寛]わかみをすきて,
たちばなの,[寛]たちはなの,
ほつえをすぎて,[寛]ほつえをすきて,
このかはの[寛],
したにもながく,[寛]したにもなかく,
ながこころまて,[寛]なかこころまて,
巻数
第13巻
作者
不詳