万葉集3288番の作者・分類|訓読・読み|意味・訳|原文

万葉集3288番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。

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万葉集3288番について

歌番号

3288番

原文

大船之|思憑而|木<妨>己|弥遠長|我念有|君尓依而者|言之故毛|無有欲得|木綿手次|肩荷取懸|忌戸乎|齋穿居|玄黄之|神祇二衣吾祈|甚毛為便無見

訓読

大船の|思ひ頼みて|さな葛|いや遠長く|我が思へる|君によりては|言の故も|なくありこそと|木綿たすき|肩に取り懸け|斎瓮を|斎ひ掘り据ゑ|天地の|神にぞ我が祷む|いたもすべなみ

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かな読み

おほぶねの|おもひたのみて|さなかづら|いやとほながく|あがおもへる|きみによりては|ことのゆゑも|なくありこそと|ゆふたすき|かたにとりかけ|いはひへを|いはひほりすゑ|あめつちの|かみにぞわがのむ|いたもすべなみ

カタカナ読み

オホブネノ|オモヒタノミテ|サナカヅラ|イヤトホナガク|アガオモヘル|キミニヨリテハ|コトノユヱモ|ナクアリコソト|ユフタスキ|カタニトリカケ|イハヒヘヲ|イハヒホリスヱ|アメツチノ|カミニゾワガノム|イタモスベナミ

ローマ字読み|大文字

OHOBUNENO|OMOHITANOMITE|SANAKAZURA|IYATOHONAGAKU|AGAOMOHERU|KIMINIYORITEHA|KOTONOYUEMO|NAKUARIKOSOTO|YUFUTASUKI|KATANITORIKAKE|IHAHIHEO|IHAHIHORISUE|AMETSUCHINO|KAMINIZOWAGANOMU|ITAMOSUBENAMI

ローマ字読み|小文字

ohobuneno|omohitanomite|sanakazura|iyatohonagaku|agaomoheru|kiminiyoriteha|kotonoyuemo|nakuarikosoto|yufutasuki|katanitorikake|ihahiheo|ihahihorisue|ametsuchino|kaminizowaganomu|itamosubenami

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左注|左註

右五首

事項|分類・ジャンル

相聞|枕詞|恋情|神祭り|女歌

校異

始->妨【元】【類】

寛永版本

おほぶねの,[寛]おほふねの,
おもひたのみて[寛],
さなかづら,[寛]こしをのれ,
いやとほながく,[寛]いやとほなかく,
あがおもへる,[寛]わかおもへる,
きみによりては[寛],
ことのゆゑも,[寛]ことのゆへも,
なくありこそと,[寛]なくてもかなと,
ゆふたすき[寛],
かたにとりかけ[寛],
いはひへを[寛],
いはひほりすゑ,[寛]いはひほりすへ,
あめつちの[寛],
かみにぞわがのむ,[寛]かみにそわかいのる,
いたもすべなみ,[寛]いともすへなみ,

巻数

第13巻

作者

不詳