万葉集3286番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3286番について
歌番号
3286番
原文
玉手<次>|不懸時無|吾念有|君尓依者|倭<文>幣乎|手取持而|竹珠S|之自二貫垂|天地之|神S曽吾乞|痛毛須部奈見
訓読
玉たすき|懸けぬ時なく|我が思へる|君によりては|しつ幣を|手に取り持ちて|竹玉を|繁に貫き垂れ|天地の|神をぞ我が祷む|いたもすべなみ
かな読み
たまたすき|かけぬときなく|あがおもへる|きみによりては|しつぬさを|てにとりもちて|たかたまを|しじにぬきたれ|あめつちの|かみをぞわがのむ|いたもすべなみ
カタカナ読み
タマタスキ|カケヌトキナク|アガオモヘル|キミニヨリテハ|シツヌサヲ|テニトリモチテ|タカタマヲ|シジニヌキタレ|アメツチノ|カミヲゾワガノム|イタモスベナミ
ローマ字読み|大文字
TAMATASUKI|KAKENUTOKINAKU|AGAOMOHERU|KIMINIYORITEHA|SHITSUNUSAO|TENITORIMOCHITE|TAKATAMAO|SHIJININUKITARE|AMETSUCHINO|KAMIOZOWAGANOMU|ITAMOSUBENAMI
ローマ字読み|小文字
tamatasuki|kakenutokinaku|agaomoheru|kiminiyoriteha|shitsunusao|tenitorimochite|takatamao|shijininukitare|ametsuchino|kamiozowaganomu|itamosubenami
左注|左註
右五首
事項|分類・ジャンル
相聞|女歌|恋情|神祭り
校異
吹->次【元】【天】【温】|父->文【元】
寛永版本
たまたすき[寛],
かけぬときなく[寛],
あがおもへる,[寛]わかおもへる,
きみによりては[寛],
しつぬさを[寛],
てにとりもちて[寛],
たかたまを[寛],
しじにぬきたれ,[寛]ししにぬきたれ,
あめつちの[寛],
かみをぞわがのむ,[寛]かみをそわかこふ,
いたもすべなみ,[寛]いたもすへなみ,
巻数
第13巻
作者
不詳