万葉集3248番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3248番について
歌番号
3248番
原文
式嶋之|山跡之土丹|人多|満而雖有|藤浪乃|思纒|若草乃|思就西|君<目>二|戀八将明|長此夜乎
訓読
磯城島の|大和の国に|人さはに|満ちてあれども|藤波の|思ひまつはり|若草の|思ひつきにし|君が目に|恋ひや明かさむ|長きこの夜を
かな読み
しきしまの|やまとのくにに|ひとさはに|みちてあれども|ふぢなみの|おもひまつはり|わかくさの|おもひつきにし|きみがめに|こひやあかさむ|ながきこのよを
カタカナ読み
シキシマノ|ヤマトノクニニ|ヒトサハニ|ミチテアレドモ|フヂナミノ|オモヒマツハリ|ワカクサノ|オモヒツキニシ|キミガメニ|コヒヤアカサム|ナガキコノヨヲ
ローマ字読み|大文字
SHIKISHIMANO|YAMATONOKUNINI|HITOSAHANI|MICHITEAREDOMO|FUJINAMINO|OMOHIMATSUHARI|WAKAKUSANO|OMOHITSUKINISHI|KIMIGAMENI|KOHIYAAKASAMU|NAGAKIKONOYO
ローマ字読み|小文字
shikishimano|yamatonokunini|hitosahani|michitearedomo|fujinamino|omohimatsuhari|wakakusano|omohitsukinishi|kimigameni|kohiyaakasamu|nagakikonoyo
左注|左註
右二首
事項|分類・ジャンル
相聞|女歌|地名|日本|嘆息|恋情
校異
自->目【元】【類】
寛永版本
しきしまの[寛],
やまとのくにに[寛],
ひとさはに[寛],
みちてあれども,[寛]いはみてあれと,
ふぢなみの,[寛]ふちなみの,
おもひまつはり,[寛]おもひまとひし,
わかくさの[寛],
おもひつきにし[寛],
きみがめに,[寛]きみよりに,
こひやあかさむ[寛],
ながきこのよを,[寛]なかきこのよを,
巻数
第13巻
作者
不詳