万葉集3221番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3221番について
歌番号
3221番
原文
冬<木>成|春去来者|朝尓波|白露置|夕尓波|霞多奈妣久|汗瑞能振|樹奴礼我之多尓|鴬鳴母
訓読
冬こもり|春さり来れば|朝には|白露置き|夕には|霞たなびく|汗瑞能振|木末が下に|鴬鳴くも
かな読み
ふゆこもり|はるさりくれば|あしたには|しらつゆおき|ゆふへには|かすみたなびく|****|こぬれがしたに|うぐひすなくも
カタカナ読み
フユコモリ|ハルサリクレバ|アシタニハ|シラツユオキ|ユフヘニハ|カスミタナビク|****|コヌレガシタニ|ウグヒスナクモ
ローマ字読み|大文字
FUYUKOMORI|HARUSARIKUREBA|ASHITANIHA|SHIRATSUYUOKI|YUFUHENIHA|KASUMITANABIKU|****|KONUREGASHITANI|UGUHISUNAKUMO
ローマ字読み|小文字
fuyukomori|harusarikureba|ashitaniha|shiratsuyuoki|yufuheniha|kasumitanabiku|****|konuregashitani|uguhisunakumo
左注|左註
右一首
事項|分類・ジャンル
雑歌|難訓|動物|国見歌|春
校異
歌【西】謌|不->木【元】【天】【類】
寛永版本
ふゆこもり,[寛]ふゆこなり,
はるさりくれば,[寛]はるさりくれは,
あしたには[寛],
しらつゆおき,[寛]しらつゆおきて,
ゆふへには[寛],
かすみたなびく,[寛]かすみたなひく,
,****,[寛]あめのふる,
こぬれがしたに,[寛]こぬれかしたに,
うぐひすなくも,[寛]うくひすなくも,
巻数
第13巻
作者
不詳