万葉集3193番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3193番について
歌番号
3193番
原文
玉勝間|嶋熊山之|夕晩|獨可君之|山道将越|[一云|暮霧尓|長戀為乍|寐不勝可母]
訓読
玉かつま島熊山の夕暮れにひとりか君が山道越ゆらむ|[一云|夕霧に長恋しつつ寐ねかてぬかも]
かな読み
たまかつま|しまくまやまの|ゆふぐれに|ひとりかきみが|やまぢこゆらむ|[ゆふぎりに|ながこひしつつ|いねかてぬかも]
カタカナ読み
タマカツマ|シマクマヤマノ|ユフグレニ|ヒトリカキミガ|ヤマヂコユラム|[ユフギリニ|ナガコヒシツツ|イネカテヌカモ]
ローマ字読み|大文字
TAMAKATSUMA|SHIMAKUMAYAMANO|YUFUGURENI|HITORIKAKIMIGA|YAMAJIKOYURAMU|[YUFUGIRINI|NAGAKOHISHITSUTSU|INEKATENUKAMO]
ローマ字読み|小文字
tamakatsuma|shimakumayamano|yufugureni|hitorikakimiga|yamajikoyuramu|[yufugirini|nagakohishitsutsu|inekatenukamo]
左注|左註
特に無し
事項|分類・ジャンル
異伝|地名|羈旅|女歌|恋情
校異
特に無し
寛永版本
たまかつま[寛],
しまくまやまの[寛],
ゆふぐれに,[寛]ゆふくれに,
ひとりかきみが,[寛]ひとりかきみか,
やまぢこゆらむ,[寛]やまちこゆらむ,
[ゆふぎりに,[寛]ゆふきりに,
ながこひしつつ,[寛]なかこひしつつ,
いねかてぬかも][寛],
巻数
第12巻
作者
不詳