万葉集2655番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集2655番について
歌番号
2655番
原文
紅之|襴引道乎|中置而|妾哉将通|公哉将来座|[一云|須蘇衝河乎|又曰|待香将待]
訓読
紅の裾引く道を中に置きて我れは通はむ君か来まさむ|[一云|裾漬く川を|又曰|待ちにか待たむ]
かな読み
くれなゐの|すそびくみちを|なかにおきて|われかかよはむ|きみかきまさむ|[すそつくかはを|まちにかまたむ]
カタカナ読み
クレナヰノ|スソビクミチヲ|ナカニオキテ|ワレカカヨハム|キミカキマサム|[スソツクカハヲ|マチニカマタム]
ローマ字読み|大文字
KURENAINO|SUSOBIKUMICHIO|NAKANIOKITE|WAREKAKAYOHAMU|KIMIKAKIMASAMU|[SUSOTSUKUKAHAO|MACHINIKAMATAMU]
ローマ字読み|小文字
kurenaino|susobikumichio|nakaniokite|warekakayohamu|kimikakimasamu|[susotsukukahao|machinikamatamu]
左注|左註
特に無し
事項|分類・ジャンル
女歌|恋愛
校異
特に無し
寛永版本
くれなゐの[寛],
すそびくみちを,[寛]すそひくみちを,
なかにおきて[寛],
われかかよはむ,[寛]われやかよはむ,
きみかきまさむ,[寛]きみやきまさむ,
[すそつくかはを[寛],
まちにかまたむ][寛],
巻数
第11巻
作者
不詳