万葉集2472番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集2472番について
歌番号
2472番
原文
見渡|三室山|石穂菅|惻隠吾|片念為|[一云|三諸山之|石小菅]
訓読
見わたしの三室の山の巌菅ねもころ我れは片思ぞする|[一云|みもろの山の岩小菅]
かな読み
みわたしの|みむろのやまの|いはほすげ|ねもころわれは|かたもひぞする|[みもろのやまの|いはこすげ]
カタカナ読み
ミワタシノ|ミムロノヤマノ|イハホスゲ|ネモコロワレハ|カタモヒゾスル|[ミモロノヤマノ|イハコスゲ]
ローマ字読み|大文字
MIWATASHINO|MIMURONOYAMANO|IHAHOSUGE|NEMOKOROWAREHA|KATAMOHIZOSURU|[MIMORONOYAMANO|IHAKOSUGE]
ローマ字読み|小文字
miwatashino|mimuronoyamano|ihahosuge|nemokorowareha|katamohizosuru|[mimoronoyamano|ihakosuge]
左注|左註
以前一百四十九首柿本朝臣人麻呂之歌集出
事項|分類・ジャンル
略体|奈良|三輪|地名|植物|序詞|恋情|片思媿|異伝
校異
特に無し
寛永版本
みわたしの,[寛]みわたせは,
みむろのやまの[寛],
いはほすげ,[寛]いはほすけ,
ねもころわれは,[寛]しのひてわれは,
かたもひぞする,[寛]かたおもひをする,
[みもろのやまの[寛],
いはこすげ],[寛]いはこすけ,
巻数
第11巻
作者
柿本人麻呂歌集