万葉集2369番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集2369番について
歌番号
2369番
原文
人所寐|味宿不寐|早敷八四|公目尚|欲嘆|[或本歌云|公矣思尓|暁来鴨]
訓読
人の寝る味寐は寝ずてはしきやし君が目すらを欲りし嘆かむ|[或本歌云|君を思ふに明けにけるかも]
かな読み
ひとのぬる|うまいはねずて|はしきやし|きみがめすらを|ほりしなげかむ|[きみをおもふに|あけにけるかも]
カタカナ読み
ヒトノヌル|ウマイハネズテ|ハシキヤシ|キミガメスラヲ|ホリシナゲカム|[キミヲオモフニ|アケニケルカモ]
ローマ字読み|大文字
HITONONURU|UMAIHANEZUTE|HASHIKIYASHI|KIMIGAMESURAO|HORISHINAGEKAMU|[KIMIOMOFUNI|AKENIKERUKAMO]
ローマ字読み|小文字
hitononuru|umaihanezute|hashikiyashi|kimigamesurao|horishinagekamu|[kimiomofuni|akenikerukamo]
左注|左註
以前一百四十九首柿本朝臣人麻呂之歌集出
事項|分類・ジャンル
略体|恋情
校異
特に無し
寛永版本
ひとのぬる[寛],
うまいはねずて,[寛]うまいもねすて,
はしきやし[寛],
きみがめすらを,[寛]きみかめをすら,
ほりしなげかむ,[寛]ほしみなけくか,
[きみをおもふに[寛],
あけにけるかも][寛],
巻数
第11巻
作者
柿本人麻呂歌集