万葉集1814番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集1814番について
歌番号
1814番
原文
古|人之殖兼|杉枝|霞<霏>d|春者来良之
訓読
いにしへの人の植ゑけむ杉が枝に霞たなびく春は来ぬらし
かな読み
いにしへの|ひとのうゑけむ|すぎがえに|かすみたなびく|はるはきぬらし
カタカナ読み
イニシヘノ|ヒトノウヱケム|スギガエニ|カスミタナビク|ハルハキヌラシ
ローマ字読み|大文字
INISHIHENO|HITONOUEKEMU|SUGIGAENI|KASUMITANABIKU|HARUHAKINURASHI
ローマ字読み|小文字
inishiheno|hitonouekemu|sugigaeni|kasumitanabiku|haruhakinurashi
左注|左註
右柿本朝臣人麻呂歌集出
事項|分類・ジャンル
春雑歌|非略体|植物|季節
校異
->霏【西(左書)】【元】【類】【紀】|之【元】【類】(塙)芝
寛永版本
いにしへの[寛],
ひとのうゑけむ[寛],
すぎがえに,[寛]すきかゑに,
かすみたなびく,[寛]かすみたなひく,
はるはきぬらし[寛],
巻数
第10巻
作者
柿本人麻呂歌集