万葉集1656番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集1656番について
歌番号
1656番
原文
酒杯尓|梅花浮|念共|飲而後者|落去登母与之
訓読
酒杯に梅の花浮かべ思ふどち飲みての後は散りぬともよし
かな読み
さかづきに|うめのはなうかべ|おもふどち|のみてののちは|ちりぬともよし
カタカナ読み
サカヅキニ|ウメノハナウカベ|オモフドチ|ノミテノノチハ|チリヌトモヨシ
ローマ字読み|大文字
SAKAZUKINI|UMENOHANAUKABE|OMOFUDOCHI|NOMITENONOCHIHA|CHIRINUTOMOYOSHI
ローマ字読み|小文字
sakazukini|umenohanaukabe|omofudochi|nomitenonochiha|chirinutomoyoshi
左注|左註
右酒者<官>禁制称|京中閭里不得集宴|但親々一二飲樂聴許者|縁此和人作此發句焉
事項|分類・ジャンル
冬相聞|禁酒|植物|贈答
校異
歌【西】謌【西(訂正)】歌
寛永版本
さかづきに,[寛]さかつきに,
うめのはなうかべ,[寛]うめのはなうけて,
おもふどち,[寛]おもふとち,
のみてののちは[寛],
ちりぬともよし[寛],
巻数
第8巻
作者
坂上郎女