万葉集1627番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集1627番について
歌番号
1627番
原文
吾屋前之|非時藤之|目頬布|今毛見<壮>鹿|妹之咲容乎
訓読
我が宿の時じき藤のめづらしく今も見てしか妹が笑まひを
かな読み
わがやどの|ときじきふぢの|めづらしく|いまもみてしか|いもがゑまひを
カタカナ読み
ワガヤドノ|トキジキフヂノ|メヅラシク|イマモミテシカ|イモガヱマヒヲ
ローマ字読み|大文字
WAGAYADONO|TOKIJIKIFUJINO|MEZURASHIKU|IMAMOMITESHIKA|IMOGAEMAHIO
ローマ字読み|小文字
wagayadono|tokijikifujino|mezurashiku|imamomiteshika|imogaemahio
左注|左註
右二首天平十二年庚辰夏六月徃来
事項|分類・ジャンル
秋相聞|坂上大嬢|天平12年6月年紀|贈答|植物
校異
擧->攀【紀】【温】【矢】|歌【西】謌【西(訂正)】歌|牡->壮【紀】
寛永版本
わがやどの,[寛]わかやとの,
ときじきふぢの,[寛]ときならぬふちの,
めづらしく,[寛]めつらしく,
いまもみてしか[寛],
いもがゑまひを,[寛]いもかゑまひを,
巻数
第8巻
作者
大伴家持