万葉集1581番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集1581番について
歌番号
1581番
原文
不手折而|落者惜常|我念之|秋黄葉乎|挿頭鶴鴨
訓読
手折らずて散りなば惜しと我が思ひし秋の黄葉をかざしつるかも
かな読み
たをらずて|ちりなばをしと|わがおもひし|あきのもみちを|かざしつるかも
カタカナ読み
タヲラズテ|チリナバヲシト|ワガオモヒシ|アキノモミチヲ|カザシツルカモ
ローマ字読み|大文字
TAORAZUTE|CHIRINABAOSHITO|WAGAOMOHISHI|AKINOMOMICHIO|KAZASHITSURUKAMO
ローマ字読み|小文字
taorazute|chirinabaoshito|wagaomohishi|akinomomichio|kazashitsurukamo
左注|左註
右二首橘朝臣奈良麻呂|以前冬十月十七日集於右大臣橘卿之舊宅宴飲也
事項|分類・ジャンル
秋雑歌|宴席|天平10年10月17日年紀|植物
校異
朝臣【類】宿祢|歌【西】謌【西(訂正)】歌
寛永版本
たをらずて,[寛]たをらすて,
ちりなばをしと,[寛]ちりなはをしと,
わがおもひし,[寛]わかおもひし,
あきのもみちを[寛],
かざしつるかも,[寛]かさしつるかも,
巻数
第8巻
作者
橘奈良麻呂