万葉集1140番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集1140番について
歌番号
1140番
原文
志長鳥|居名野乎来者|有間山|夕霧立|宿者無<而>|[一本云|猪名乃浦廻乎|榜来者]
訓読
しなが鳥猪名野を来れば有馬山夕霧立ちぬ宿りはなくて|[一本云|猪名の浦みを漕ぎ来れば]
かな読み
しながどり|ゐなのをくれば|ありまやま|ゆふぎりたちぬ|やどりはなくて|[ゐなのうらみを|こぎくれば]
カタカナ読み
シナガドリ|ヰナノヲクレバ|アリマヤマ|ユフギリタチヌ|ヤドリハナクテ|[ヰナノウラミヲ|コギクレバ]
ローマ字読み|大文字
SHINAGADORI|INANOKUREBA|ARIMAYAMA|YUFUGIRITACHINU|YADORIHANAKUTE|[INANORAMIO|KOGIKUREBA]
ローマ字読み|小文字
shinagadori|inanokureba|arimayama|yufugiritachinu|yadorihanakute|[inanoramio|kogikureba]
左注|左註
特に無し
事項|分類・ジャンル
雑歌|兵庫|大阪|羈旅|動物|地名
校異
為->而【元】【類】【紀】
寛永版本
しながどり,[寛]しなかとり,
ゐなのをくれば,[寛]ゐなのをくれは,
ありまやま[寛],
ゆふぎりたちぬ,[寛]ゆふきりたちぬ,
やどりはなくて,[寛]やとはなくして,
[ゐなのうらみを,[寛]ゐなのうらわを,
こぎくれば],[寛]こきくれは,
巻数
第7巻
作者
不詳