万葉集1027番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集1027番について
歌番号
1027番
原文
橘|本尓道履|八衢尓|物乎曽念|人尓不所知
訓読
橘の本に道踏む八衢に物をぞ思ふ人に知らえず
かな読み
たちばなの|もとにみちふむ|やちまたに|ものをぞおもふ|ひとにしらえず
カタカナ読み
タチバナノ|モトニミチフム|ヤチマタニ|モノヲゾオモフ|ヒトニシラエズ
ローマ字読み|大文字
TACHIBANANO|MOTONIMICHIFUMU|YACHIMATANI|MONOZOMOFU|HITONISHIRAEZU
ローマ字読み|小文字
tachibanano|motonimichifumu|yachimatani|monozomofu|hitonishiraezu
左注|左註
右一首右大辨高<橋>安麻呂卿語云|故豊嶋采女之作也|但或本云三方沙弥戀妻苑臣作歌也|然則豊嶋采女當時當所口吟此歌歟
事項|分類・ジャンル
雑歌|三方沙弥|伝誦|高橋安麻呂|宴席|古歌|植物|鬱屈|天平11年8月20日年紀
校異
橘->橋【西(訂正)】【元】【類】【紀】|歌【西】謌【西(訂正)】歌|此歌【西】此謌【西(訂正)】此歌
寛永版本
たちばなの,[寛]たちはなの,
もとにみちふむ[寛],
やちまたに[寛],
ものをぞおもふ,[寛]ものをりおもふ,
ひとにしらえず,[寛]ひとにしられぬ,
巻数
第6巻
作者
豊島采女