万葉集963番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集963番について
歌番号
963番
原文
大汝|小彦名能|神社者|名著始鷄目|名耳乎|名兒山跡負而|吾戀之|干重之一重裳|奈具<佐>米七國
訓読
大汝|少彦名の|神こそば|名付けそめけめ|名のみを|名児山と負ひて|我が恋の|千重の一重も|慰めなくに
かな読み
おほなむち|すくなひこなの|かみこそば|なづけそめけめ|なのみを|なごやまとおひて|あがこひの|ちへのひとへも|なぐさめなくに
カタカナ読み
オホナムチ|スクナヒコナノ|カミコソバ|ナヅケソメケメ|ナノミヲ|ナゴヤマトオヒテ|アガコヒノ|チヘノヒトヘモ|ナグサメナクニ
ローマ字読み|大文字
OHONAMUCHI|SUKUNAHIKONANO|KAMIKOSOBA|NAZUKESOMEKEME|NANOMIO|NAGOYAMATOHITE|AGAKOHINO|CHIHENOHITOHEMO|NAGUSAMENAKUNI
ローマ字読み|小文字
ohonamuchi|sukunahikonano|kamikosoba|nazukesomekeme|nanomio|nagoyamatohite|agakohino|chihenohitohemo|nagusamenakuni
左注|左註
特に無し
事項|分類・ジャンル
雑歌|羈旅|福岡|望郷|恋情|天平2年11月年紀|地名
校異
名【元】【紀】【細】名々|歌【西】謌【西(訂正)】歌|作->佐【元】【紀】【細】
寛永版本
おほなむち[寛],
すくなひこなの[寛],
かみこそば,[寛]かみこそは,
なづけそめけめ,[寛]なつけそめけめ,
なのみを,[寛]なにのみを,
なごやまとおひて,[寛]なこやまとおひて,
あがこひの,[寛]わかこひの,
ちへのひとへも,[寛]
なぐさめなくに,[寛]なくさめなくに,
巻数
第6巻
作者
坂上郎女