万葉集666番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集666番について
歌番号
666番
原文
不相見者|幾久毛|不有國|幾許吾者|戀乍裳荒鹿
訓読
相見ぬは幾久さにもあらなくにここだく我れは恋ひつつもあるか
かな読み
あひみぬは|いくひささにも|あらなくに|ここだくあれは|こひつつもあるか
カタカナ読み
アヒミヌハ|イクヒササニモ|アラナクニ|ココダクアレハ|コヒツツモアルカ
ローマ字読み|大文字
AHIMINUHA|IKUHISASANIMO|ARANAKUNI|KOKODAKUAREHA|KOHITSUTSUMOARUKA
ローマ字読み|小文字
ahiminuha|ikuhisasanimo|aranakuni|kokodakuareha|kohitsutsumoaruka
左注|左註
右大伴坂上郎女之母石川内命婦与安<陪>朝臣蟲満之母安曇外命婦同居姉妹|同氣之親焉|縁此郎女蟲満相見不踈相談既密|聊作戯歌以為問答也
事項|分類・ジャンル
相聞|恋情
校異
歌【西】謌【西(訂正)】歌
寛永版本
あひみぬは,[寛]あひみては,
いくひささにも,[寛]いくひさしさも,
あらなくに[寛],
ここだくあれは,[寛]ここはくわれは,
こひつつもあるか[寛],
巻数
第4巻
作者
坂上郎女