万葉集649番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集649番について
歌番号
649番
原文
夏葛之|不絶使乃|不通<有>者|言下有如|念鶴鴨
訓読
夏葛の絶えぬ使のよどめれば事しもあるごと思ひつるかも
かな読み
なつくずの|たえぬつかひの|よどめれば|ことしもあるごと|おもひつるかも
カタカナ読み
ナツクズノ|タエヌツカヒノ|ヨドメレバ|コトシモアルゴト|オモヒツルカモ
ローマ字読み|大文字
NATSUKUZUNO|TAENUTSUKAHINO|YODOMEREBA|KOTOSHIMOARUGOTO|OMOHITSURUKAMO
ローマ字読み|小文字
natsukuzuno|taenutsukahino|yodomereba|kotoshimoarugoto|omohitsurukamo
左注|左註
右坂上郎女者佐保大納言卿之女也|駿河麻呂此高市大卿之孫也|兩卿兄弟之家|女孫姑姪之族|是以題歌送答相問起居
事項|分類・ジャンル
相聞|停滞|使媿|不安|枕詞|植物
校異
歌【西】謌|->有【元】【金】【紀】|歌【西】謌【西(訂正)】歌
寛永版本
なつくずの,[寛]なつくすの,
たえぬつかひの[寛],
よどめれば,[寛]かよはねは,
ことしもあるごと,[寛]ことしもあること,
おもひつるかも[寛],
巻数
第4巻
作者
坂上郎女