万葉集528番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集528番について
歌番号
528番
原文
千鳥鳴|佐保乃河門乃|瀬乎廣弥|打橋渡須|奈我来跡念者
訓読
千鳥鳴く佐保の川門の瀬を広み打橋渡す汝が来と思へば
かな読み
ちどりなく|さほのかはとの|せをひろみ|うちはしわたす|ながくとおもへば
カタカナ読み
チドリナク|サホノカハトノ|セヲヒロミ|ウチハシワタス|ナガクトオモヘバ
ローマ字読み|大文字
CHIDORINAKU|SAHONOKAHATONO|SEOHIROMI|UCHIHASHIWATASU|NAGAKUTOMOHEBA
ローマ字読み|小文字
chidorinaku|sahonokahatono|seohiromi|uchihashiwatasu|nagakutomoheba
左注|左註
右郎女者佐保大納言卿之女也|初嫁一品穂積皇子|被寵無儔而皇子薨之後時|藤原麻呂大夫娉之郎女焉|郎女家於坂上里|仍族氏号曰坂上郎女也
事項|分類・ジャンル
相聞|藤原麻呂|川渡り|贈答|動物|枕詞|奈良|地名
校異
特に無し
寛永版本
ちどりなく,[寛]ちとりなく,
さほのかはとの[寛],
せをひろみ[寛],
うちはしわたす[寛],
ながくとおもへば,[寛]なかくとおもへは,
巻数
第4巻
作者
坂上郎女