万葉集526番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集526番について
歌番号
526番
原文
千鳥鳴|佐保乃河瀬之|小浪|止時毛無|吾戀者
訓読
千鳥鳴く佐保の川瀬のさざれ波やむ時もなし我が恋ふらくは
かな読み
ちどりなく|さほのかはせの|さざれなみ|やむときもなし|あがこふらくは
カタカナ読み
チドリナク|サホノカハセノ|サザレナミ|ヤムトキモナシ|アガコフラクハ
ローマ字読み|大文字
CHIDORINAKU|SAHONOKAHASENO|SAZARENAMI|YAMUTOKIMONASHI|AGAKOFURAKUHA
ローマ字読み|小文字
chidorinaku|sahonokahaseno|sazarenami|yamutokimonashi|agakofurakuha
左注|左註
右郎女者佐保大納言卿之女也|初嫁一品穂積皇子|被寵無儔而皇子薨之後時|藤原麻呂大夫娉之郎女焉|郎女家於坂上里|仍族氏号曰坂上郎女也
事項|分類・ジャンル
相聞|藤原麻呂|恋情|贈答|枕詞|動物|枕詞|地名|奈良
校異
特に無し
寛永版本
ちどりなく,[寛]ちとりなく,
さほのかはせの[寛],
さざれなみ,[寛]さされなみ,
やむときもなし[寛],
あがこふらくは,[寛]わかこふらくに,
巻数
第4巻
作者
坂上郎女