万葉集305番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集305番について
歌番号
305番
原文
如是故尓|不見跡云物乎|樂浪乃|舊都乎|令見乍本名
訓読
かく故に見じと言ふものを楽浪の旧き都を見せつつもとな
かな読み
かくゆゑに|みじといふものを|ささなみの|ふるきみやこを|みせつつもとな
カタカナ読み
カクユヱニ|ミジトイフモノヲ|ササナミノ|フルキミヤコヲ|ミセツツモトナ
ローマ字読み|大文字
KAKUYUENI|MIJITOIFUMONO|SASANAMINO|FURUKIMIYAKO|MISETSUTSUMOTONA
ローマ字読み|小文字
kakuyueni|mijitoifumono|sasanamino|furukimiyako|misetsutsumotona
左注|左註
右歌或本曰少辨作也|未審此少弁者也
事項|分類・ジャンル
雑歌|少辨|近江荒都|荒都歌|大津|滋賀|異伝|地名
校異
歌【西】謌
寛永版本
かくゆゑに[寛],
みじといふものを,[寛]みしといふものを,
ささなみの[寛],
ふるきみやこを[寛],
みせつつもとな[寛],
巻数
第3巻
作者
高市黒人