万葉集276番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集276番について
歌番号
276番
原文
妹母我母|一有加母|三河有|二見自道|別不勝鶴
訓読
妹も我れも一つなれかも三河なる二見の道ゆ別れかねつる
かな読み
いももあれも|ひとつなれかも|みかはなる|ふたみのみちゆ|わかれかねつる
カタカナ読み
イモモアレモ|ヒトツナレカモ|ミカハナル|フタミノミチユ|ワカレカネツル
ローマ字読み|大文字
IMOMOAREMO|HITOTSUNAREKAMO|MIKAHANARU|FUTAMINOMICHIYU|WAKAREKANETSURU
ローマ字読み|小文字
imomoaremo|hitotsunarekamo|mikahanaru|futaminomichiyu|wakarekanetsuru
左注|左註
一本云|水河乃|二見之自道|別者|吾勢毛吾文|獨可文将去
事項|分類・ジャンル
雑歌|羈旅|異伝|愛知|地名
校異
特に無し
寛永版本
いももあれも,[寛]いももわれも,
ひとつなれかも,[寛]ひとつなるかも,
みかはなる[寛],
ふたみのみちゆ,[寛]ふたみのみちに,
わかれかねつる[寛],みかはの[寛],
ふたみのみちゆ,[寛]ふたみのみちに,
わかれなば,[寛]わかるれは,
わがせもわれも,[寛]わかせもわれも,
ひとりかもゆかむ[寛],
巻数
第3巻
作者
高市黒人