万葉集268番の作者・分類、訓読・読み、意味・訳、原文についてまとめます。
万葉集268番について
歌番号
268番
原文
吾背子我|古家乃里之|明日香庭|乳鳥鳴成|<嬬>待不得而
訓読
我が背子が古家の里の明日香には千鳥鳴くなり妻待ちかねて
かな読み
わがせこが|ふるへのさとの|あすかには|ちどりなくなり|つままちかねて
カタカナ読み
ワガセコガ|フルヘノサトノ|アスカニハ|チドリナクナリ|ツママチカネテ
ローマ字読み|大文字
WAGASEKOGA|FURUHENOSATONO|ASUKANIHA|CHIDORINAKUNARI|TSUMAMACHIKANETE
ローマ字読み|小文字
wagasekoga|furuhenosatono|asukaniha|chidorinakunari|tsumamachikanete
左注|左註
右今案従明日香遷藤原宮之後作此歌歟
事項|分類・ジャンル
雑歌|望郷|故郷|荒都歌|飛鳥|地名|動物
校異
嶋->嬬【注釈】|歌【西】謌【西(右書)】歌
寛永版本
わがせこが,[寛]わかせこか,
ふるへのさとの,[寛]いにしへのさとの,
あすかには[寛],
ちどりなくなり,[寛]ちとりなくなり,
つままちかねて,[寛]しままちかねて,
巻数
第3巻
作者
長屋王